凝り固まった筋肉や滑走性を失った筋膜などの結合組織(ファシア fascia)を動かしながらほぐし、緩めていきます。筋肉本来の柔らかさや、筋膜などがもつ滑らかな動きを取り戻すことにより、リンパや血液の流れが良くなります。

  • ファシアとは
    筋肉を覆う膜を筋膜といいます。日本では従来”ファシア”を筋膜と訳してきました。しかし2018年に公開された論文により、筋肉だけではなく臓器や血管なども包み、ネットワークを構成していることがわかりました。つまり筋膜はファシアを構成する一部となります。

効果が見込める症状

  • 慢性的な肩こり・腰痛などの改善
  • 基礎代謝があがる
    • ダイエットの効果が期待できる
    • むくみが改善する
  • 疲労回復が早まる
    • 運動後のメンテナンスに最適

施術例

肩こり

肩こりはコリを感じる肩上部だけをほぐしても、すぐにぶり返します。背中や胸部をはじめ、腕の付け根など肩回りの筋肉を丁寧にゆるめ、ファシアの滑走性を取り戻す必要があります。

肩こりには肩関節を動かしながら、腕の付け根、胸部、背中などを緩めます
足のむくみ

足のだるさやむくみには、お尻から股関節、膝関節の動きを改善しながら、筋肉を緩めることが重要です。足の筋肉のコリや癖を放置していると、筋肉の着き方が悪くなり、下半身の歪みを生じます。またスポーツを行う上では故障の原因にもなります。だるさや冷え、むくみなど自覚症状がある場合は早めにメンテナンスされることをおすすめします。

お尻から股関節まわりは特に筋肉が凝りやすい場所です